東京都公立小学校副校長会

令和6年度 会長挨拶

会長挨拶

 令和6年度の会長を務めることになりました 小金井市立東小学校 副校長 紅谷昌元 です。未来の東京都を担う子供たちのために、公立小学校1258校、義務教育学校10校が連携・協働していけるよう尽力していきます。1年間よろしくお願いいたします。
 さて、東京都公立小学校副校長会は、上記1268校の副校長で組織する「職能団体」です。「職能団体」とは、専門職の従事者らが、自己の専門性の維持・向上、専門職としての待遇や利益を保持・改善したり、専門職同士の親睦や互助を行なったり、専門職の団結による社会的提言や社会貢献、研究などの活動を行うための組織である。同時に、研究発表会、講演会、親睦会の開催や、会報、広報誌などの発行を通して、会員同士の交流や広報活動などの役目も果たす機関でもある。」(出典:フリー百科事典『ウィキペディア』より一部抜粋)
 そこで、本会では、「研究」と「要請」の二つの活動に重点を置いて活動していきます。特に、「研究」活動は、今年度で65回目を迎え、全国公立学校教頭会における第13期全国統一研究主題「未来を切り拓く力を育む 魅力ある学校づくり」を受け、東京都各地区のブロック研究会を開催するほか、都の研究大会も行います。この研究主題による研究活動は2年目となり、令和6年7月31日と8月1日に全国公立学校教頭会研究大会高知大会が、11月14、15日には関東甲信越地区公立学校教頭会研究大会山梨大会が行われます。また、令和7年2月17日には都の研究大会として、国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて、区部4地区、市部4地区の計8地区の事例研究を発表する予定です。 
 一方で、「実務で多忙を極める副校長にとって、研究している余裕はない」との声が上がっているのは承知しています。だからこそ、日頃自分たちが取り組んでいることを研究成果としてまとめ、学校経営、人材育成、地域との連携などの職務について省察し、より大きな視点に立って改善していくことが重要です。
 また、各地区副校長会の幹事が出席する「幹事研修会」を毎月のように開催し、日々の業務についての情報交換や講演会などを行い、他地区の副校長同士の交流も図っています。 他校・他地区の取り組みを知る機会をもつことで、副校長としての資質を高めるとともに、自校や所属地域に情報をもち帰り、校務に生かしていただければと思います。
 「要請」活動では、23区26市1郡、島嶼9町村と地域によって現状や課題は様々ですが、副校長として感じている・分かっていることを提言としてまとめ、各関係機関に伝えることで、東京都全体の教育の質を高めることに寄与しています。教育環境の整備など、本会が提言した事案が取り入れられ、要請活動によって改善された項目も増えてきています。今後も前向きな提言を伝えていけるように要請活動を継続していきます。
 今後も組織の強化と副校長の社会的地位向上を目指して、東京都公立小学校副校長会として、役員一同力を合わせて頑張っていきます。皆様のご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

東京都公立小学校副校長会(都小副校長会)は、都内の公立小学校・義務教育学校の副校長で組織する職能団体です。

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