東京都公立小学校副校長会

活動方針

令和5年度活動方針

 

 

    令和5年度には全国公立学校教頭会・関東甲信越地区研究大会が9年ぶりに東京で 
 実施される。
    前回は「豊かな人間性と創造性を育む学校教育」という主題で実施された。5年
 度は「未来を切り拓く力を育む 魅力ある学校づくり」である。主題からも「情報化
 や国際化など急速かつ激しく変化するこれからの社会」の問題がクローズアップさ
 れ、それに対応できる資質・能力を児童に育成することの必要性があることがうかが
 われる。
    学校を取り巻く問題は山積している。児童の学力など学習活動を通して解決を図る
 事例もあれば、教員不足など制度の問題、ICT機器の整備など施設設備の問題など多
 岐に渡る。
    私たち東京都公立小学校副校長会は、新しい時代の教育に対応できる提言能力をも
 つ職能団体として、創意工夫を重ね、次の3つの視点をもって活動を推進する。

 1 要請活動の推進
 2 研究活動の推進
 3 組織の強化と関係諸団体との連携

 1 要請活動の推進

  私たちは山積する教育課題に対し、教育行政と協調し、実現可能な提言を行うこと 
 により、よりよい教育活動・教育環境を作り出す。また、各関係方面に要請活動を行
 うことで東京都公立小学校副校長会の存在意義を高める。

  (1)教育活動充実のための施策の要請
        ①多彩な職員を配置するための財政的支援
        ②加配教員や非常勤教員の拡充
        ③担任不在を防ぐ、定数外教員の地区への配置と柔軟な運用
        ④校務軽減につながる時間講師配置の見直し

  (2)教育環境条件を改善するための施策の要請
      ①地域に開かれた学校を実現する、人材確保のための財政を含めた支援
        ②校務のICT化推進と地域間格差の解消
        ③効率的な臨時的任用教員・時間講師等の配置支援

  (3)副校長の職務内容や処遇の改善
        ①副校長補佐の都内全校配置、並びに副校長の職務の明確化
        ②管理職手当の退職金への反映など、将来の人材確保につながる処遇の改善
        ③副校長複数配置校の都独自の拡充
        ④東京都独自の教員への処遇改善

 

 2 研究活動の推進
    私たちは、研究活動の推進を通して、自らの教育管理職としての資質・能力を向上 
 させ、日常の職務のより円滑な遂行と教育活動の充実を図る。

 (1) 全公教・関東甲信越地区研究大会(都小副校長研究発表大会)の充実

 (2) 各ブロック別に行っている研究発表会及び地区副校長会の研究活動への支援

 (3) 全国公立学校教頭会との連携強化

 

 3 組織の強化と関係諸団体との連携
  私たちは、自らの関係強化、また関係諸機関と協力することにより、自らのもてる
 職能を高め、職能を発揮する。

 (1)会員相互の連携強化
   ①各地区の情報共有を通した、東京都公立小学校副校長会の組織強化
   ②機関紙「東京の副校長」並びに「副校長だより」を通じた広報活動の充実

  (2)関係諸機関との連携
   ①東京都公立小学校校長会・東京都教育委員会との連携。
   ②東京都議会各派への要請活動の継続
  ③東京都公立中学校副校長会との連携
  ④退職教頭・副校長会との連携 

東京都公立小学校副校長会(都小副校長会)は、都内の公立小学校・義務教育学校の副校長で組織する職能団体です。

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